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見出し校長室

ごあいさつ

校長の一人言「目くそ鼻くそも笑えない」
                                     芽室町立上美生小学校
                                 校 長 松 井 眞 治


 昔から、「目くそ、鼻くそを笑う」ということわざがあります。これは、自分の欠点を棚にあげて、人の欠点をあざ笑うことのたとえで、「汚い目くそが鼻くそを汚いとあざけり笑う」という意味です。同様のものに、「猿の尻笑い」「五十歩百歩」があります。また、英語では、「The pot called the kettle black.」(鍋がやかんを黒いと言う)というようです。
 そもそも「目くそ」「鼻くそ」とは何なんでしょうか。調べてみました。まず「目くそ(目やに)」ですが、これは目に入ったウイルスや細菌などから体を守るために闘った白血球の死骸なのだそうです。目やにが多く出る場合は結膜炎の疑いがあるようです。これには、アレルギー性、ウイルス性、細菌性の3種類があり、ウイルス性の時には、黄緑色でドロッとした目やにが出る・・・でました。こんなときは、速やかに病院へどうぞ。一方、「鼻くそ」とは、鼻汁が乾燥して固まったもので、こちらも黄色や緑色のときは、ウイルスや細菌などのバイ菌と闘って死んだ白血球の死骸なのだそうです。こんな時は、鼻の奥もウイルスなどに感染しているサイン。ひどいときは病院に行くことをお薦めします。
 全世界に多大な被害をもたらしている新型コロナウイルス、2年目を迎え、一向に出口が見えませんが・・・。 いい加減さっさと消えてくれないかなと思いながら過ごしています。そんな私たち人類が手にできる新型コロナウイルスとの戦いに使える可能性がある武器は、ワクチンと抗ウイルス薬の2つだけです。ワクチンは盾、抗ウイルス薬は矛という感じでしょうか。ワクチンについては、世界的に少しずつ接種が進み、効果が出初めているようです。一方、抗ウイルス薬は、現在様々な研究機関や大学等で研究中だそうです。一日も早い実用化を望むばかりです。が、ここで注意しなくてはならないことは、新型コロナウイルスと闘って最終的な勝利(治癒)に導くことができるのは、人の免疫システムのみであって、2つの武器はその手助けにすぎないという理解です。
 人がもっている免疫システムには、三つのバリアがあります。第一のバリアは、「物理的・科学的防御」で、皮膚や汗、粘膜などです。第二のバリアは、「自然免疫」で、6種類の白血球によるはたらきです。体内に入ってきた様々な異物を攻撃しやっつけてくれます。目くそ・鼻くそがこれです。第三のバリアは、「適応免疫」で、いわゆる抗原抗体反応によって、特定の異物を集中的に攻撃し、最終的に撃退してくれます。以上の免疫力を高めるには、十分な栄養と睡眠を取ること、適度な運動を続けること、入浴等で体を温めること、そして、大きな声で笑うことだそうです。
  私たちは、何かにつけその「見かけ」に左右されがちですが、その本質を知ることで理解の幅が広がることがあります。「目くそ」「鼻くそ」は、私たちの体を守るために闘った戦士達の「なきがら」でした。汚いどころか、その働きに敬意と感謝の気持ちを込めて、「目くそさん、鼻くそさん、私を守ってくれて、本当にありがとう!そしてお疲れ様でした。」と言いたいです。
  皆様、くれぐれもご自愛ください。新型コロナウイルスに負けないで!


学校だより

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